2006年03月12日

内臓マッサージの効用〜骨格の矯正

健康な状態ですと、内臓はそれぞれ定位置にきちんとおさまっています。

左の肋骨からみぞおちにかけて胃があり、みぞおちの右側には肝臓、

胃の後ろには、膵臓・脾臓があります。

また、胃から下は小腸、小腸を取り囲む形で大腸が配置されています。


しかし、不健康な状態になると、こうした配置が狂ってくるのです。

それは、それぞれの臓器の機能が低下することにより、膨張したり、

形がいびつに変形したりするからなのです。

その結果、内臓が下に下がった形となり、下腹部がふくらんできます。

いわゆる、太鼓腹という腹は、みぞおちのすぐ下からお腹全体がどーんと

出ていますが、そうではなくて、お腹の上部はへこんでいて、下腹だけ

ポコンと出ている場合があります。

内臓が余分な水分を含んで重くなっているため、このようなことが起こるのです。

内臓マッサージを行うと、老廃物や毒素が排出されるので、臓器は本来の低位置に

戻ってきます。


水分も排出され、下垂した内臓も、元の位置に戻り、その結果、

膨張した臓器に押し広げられていた肋骨も狭まってきます。


すると、広がっていた骨盤も締まってくるため、身体全体の骨格が矯正されてくるのです。


ちなみに、骨盤が締まると、太りにくくなります。

このように、内臓を揉むと、いろんなよい作用が連鎖的に起こり、好循環が生まれてくるのです。


posted by KAZ at 19:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 肝臓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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