内臓の働きが活発で、きれいな血液が滞りなく身体中を巡っていれば、
健康であり、病気もしにくく、楽しく前向きに過ごすことができます。
しかし、逆に内臓の回復力がないと、いつも何となくだるくて気分が
すぐれなかったり、体力がなくてやる気も起こらなくなり覇気がなくなってしまいます。
過度の緊張があると、筋肉が緊張するため、内臓を圧迫します。
ホルモンを作っているのは、内蔵です。
筋肉のこわばりは、内臓のこわばりを招き、ホルモンバランスを崩してしまいます。
肉体的疲労、運動不足、身体を冷やしたとき、風邪をひいたとき、病気の治療など、
自分のペースを崩したとき、また肉体的・精神的なストレスが激しいとき
というのは、必ず筋肉が緊張しお腹にこわばりがでるのです。
このようなこわばりが、内臓を圧迫し、機能を弱めます。
内臓の機能が低下すると、有害な老廃物や毒素をきちんと排泄できなかったり、
血液が滞り、身体全体に十分な酸素が行き渡らなかったりします。
ですから、内臓が活発に動かなければ、疲労はいつまでも回復せず蓄積されてしまうのです。
内臓のこわばりがある人のお腹は、パンパンに張って硬く、そして冷えています。
内臓自体が硬くなってしまっているのです。
お腹を触ってみましょう。
健康なお腹なら、やわらかくて押しても痛みを感じません。
お腹が硬くなっている人は、押すと痛みを感じるはずです。
まずは、あまり痛くない程度にゆっくりとやさしくマッサージしてあげます。
何度かやっていると、次第にお腹がやわらかくなってきますので、
多少強く押しても痛みを感じなくなります。
気付いたとき、やさしくゆっくり内臓マッサージ。
これを繰り返していると、少しずつ身体と心が軽くなってきます。
是非、お試しください。