お風呂に入って、しゃがんだとき、右胸のあばら骨の下を、
両手の指を重ねて、内側に向けてぐっと突っ込むように押します。
すると、肝臓に指先が触れます。
ぐっと力を入れて押し、口をあけて息を吐きます。
このとき、少しも痛みを感じないようであれば、肝臓は健康です。
手を離し、ぐっと押す、これを10回以上繰り返します。
痛みを感じるようであれば、一度病院で検査してもらいましょう。
次は、手軽な肝臓強化法です。
まず、両手の掌を熱くなるまで、よくこすり合わせます。
熱くなったら、掌を両手に当てます。
この時、目は開けておきます。
掌で両目を軽く被うと、目は開けていますから自分の指が見えます。
自分の指をしっかり見て、上から下へ目を動かします。
次に左から右、斜め左上から斜め右下と目を動かしていきます。
さらにこの逆を行います。
つまり、いろんな方向に目玉を動かすわけです。
目玉を動かすと肝臓の働きがよくなり、また目もよくなります。
東洋医学では、肝臓は肝臓として考えるのではなく、
体全体のつながりの中で考えて治療を行うので、
このように、一見全く関係の無い部位を刺激する治療法が存在するわけです。
お時間あるときにでも、是非お試しください。